頭皮の赤み、正体を突き止め正しく対処を
髪の毛の生え際をはじめ、頭頂部や側面、あらゆる部分に出てしまう赤み、これはどのような症状が考えられるでしょうか。
それは、紅斑（こうはん）の可能性が考えられます。
紅斑はかゆみなどが無いので気が付きにくいですが、原因は毛細血管の拡張などで皮膚が赤くなることです。
痒みは無いと書きましたが、長期化して化膿したり悪化するとかゆみを伴う場合があります。
似たような症状では紫斑や色素沈着がありますが、圧迫すると消失するのが、紅斑だけの特徴です。
紅斑の原因は30％〜50％程度が原因不明ですが、感染症、ニキビ、アレルギー、日焼け、運動、毛の引き抜きなどが考えられます。
紅斑が起こらない為には、清潔に保つことが大切ですが、ゴシゴシ爪を立てて強く洗うのは良くありません。
シャンプーを付ける前にお湯でしっかりと地肌まで濡らすことで8割の汚れは取れます。しっかりとお湯で洗ったらしっかり泡立てたしゃんぷで優しくマッサージするように洗いましょう。
すすぎは目安として3分以上と言われていますが、シャンプーの成分によっても異なります。
石鹸シャンプーやアミノ酸シャンプーはやや短めでも良いですが、石油系界面活性剤のシャンプーは残存する可能性が高いのでしっかりすすぐことが大切です。
また、石油系界面活性剤のシャンプーは洗浄力がかなり強いので女性は特に毎日洗うと乾燥しすぎる可能性が高いです。